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クレジット販売と手数料のはじまり

『クレジット販売と手数料のはじまり』

 

「クレジット(credit)」とは一番基本の意味としては日本語の「信用」のことです。

 

これが商取引の用語として使われるときは、「貸し付け」「借款」ということになります。

 

日本での歴史は意外に古く、1895年に愛媛出身の商人・田坂善四郎が始めたとされます。

 

田坂は福岡に進出し、漆器類を展示販売。これに独自のクレジットや分割払いをからめて大成功しました。

 

ここで働いた人たちがその後の日本のクレジットを発展・普及させたとされます。

 

これはその後、チケットやクーポンなどの形態も取られるようになりました。

 

クレジットがカードの形になるにはひとつ前の段階があります。20世紀初めにアメリカのデパートが「クレジットコイン」というのを出したものがそれです。

 

で、今あるカード形式は1920年代にダイナース・クラブ社のものから始まります。

 

当初は「T&E(travel&entertainment)カード」といいました。この名前は、旅行や接待の際での利用が想定されていることからきています。

 

日本では田坂が始めたものも独自に発展していました。一方で、1960年に日本交通公社と富士銀行がアメリカのクレジット会社と提携して始めたも「日本ダイナース・クラブ」を始めます。ここからが今のものにつながります。

 

業者の利益はまずは加盟店との間の手数料があります。だいたい売り上げの3〜7パーセントとされています。

 

かつてはこれに加えて、カードの所有者からも年会費をとるのが普通でした。が、今は無料のものも増えています。